ET-3 修理車入庫

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この車両は知り合いのオートバイ屋さんから修理を頼まれました。エキパイが緩んでるのか?錆びて穴が開いてるのか?ボロボロボロボロと大きい音がします。VESPAはモノコックボディなんで分解しにくく、また強制空冷のヘッドカバーがシリンダーまで覆っているのでエキパイ付け根付近の確認ができません。エンジンを下げて整備しなければなりません。国産車に慣れてるバイク屋さんだと整備がしにくいようです。って事でサクサクっとやっちゃいましょう。50S、100Sと違いET-3はマフラーは2ピース構造ですのでまずはエキパイとマフラーの留めボルトを外します。やはりエキパイ部分が緩んでますね。なのでリヤタイヤ、キャブを外します。そしてサスを外しフリーな状態でスイングアームを中心にインマニが付いたままエンジンを下げます。そしてようやくシリンダーの2本のボルトを均等に締め直す事ができます。元に戻す際にインマニのラバーブーツも劣化しているので交換しておきましょう。キャブの取付で注意することは構造上、二次エアを吸いやすいのできちんと奥まではめましょう。って事で終了~!エンジンかけたらポポポポポッっていい感じに直りました。

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